職業訓練で失業手当給付期間を延ばして学びつつ休養

   

今回は雇用保険の給付のひとつである「職業訓練」について書いてみます。

記事をお読みの方も、すでに職業訓練を受けられた方がいらっしゃるかもしれませんが、僕自身は2015年に約半年に渡って職業訓練を受けました。

訓練の内容は設計関連です。

いわゆるポリテクセンター(例えばこちら)というところでは、ものづくりを中心に、機械設計や建築設計、金属加工や溶接、CADオペ、電気関連など、さまざまなコースが用意されています。

もちろん、職業訓練はポリテクセンター以外にも様々な種類があり、民間学校が運営している場合も多々有ります。

例としては、たとえば介護士、保育士、医療事務、デザイン系(グラフィック・WEB・DTPなど)、経理総務、OA事務、宅建FP、日本語教師など、とても多岐にわたります。

都道府県のホームページなどを見ると、職業訓練関連の情報がまとまっているかと思います。(例えば大阪府の場合はこちら

その地域の職業訓練の情報については、住所地管轄のハローワーク(職業安定所)に豊富な情報があるかと思いますので、興味をお持ちであれば、是非そちらに問い合わせてみて下さい。

ちなみに、職業訓練は、都道府県の枠を超えて、どの地域の訓練も受講することができます。

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さて、本題なのですが、管理人としては、職業訓練のメリットは特定のスキルを身に付けるだけではなく、特に精神疾患で退職を余儀なくされてしまったような方にとっての大きなメリットは、いわゆる失業手当(雇用保険の基本手当)の受給期間を延ばせるということです

平たく言うと、失業手当の所定給付日数が例えば90日であっても、職業訓練の受講期間が例えば6か月であれば、その受講期間中も継続して失業手当を受け取ることができます。

仕事に復帰することに対して精神的に大きな抵抗があり、暫くの間はどうしても職に就きたくないというような事情がある場合、職業訓練を無料で受講して、スキルを身に付けつつも、その間の失業手当によって経済的な面で安心しながらしっかり療養する、という選択肢もあるということです。

なお、職業訓練は数ヶ月のものから、1,2年と長期のものもあります。

僕自身は、一定の条件で所定給付日数が大幅に増える「就職困難者」(詳細はこちら)として失業手当を300日受給できることになっており、職業訓練によって受給期間を延ばすということはしませんでしたが、所定給付日数が90日などの方にとっては、とても大きなメリットがあると思います。

ちなみに、受講料および交通費無料(通所手当)で職業訓練を受講するには、雇用保険受給資格者であり、訓練開始日時点で所定給付日数のうち必要な残日数が残っている必要があります

必要な残日数とは、例えば所定給付日数が90日の方であれば、(特定理由離職者など)給付制限を受けない場合で1日、(通常の自己都合退職などで)給付制限を受ける場合で31日です。

僕の場合では、所定給付日数が300日で、必要な残日数は151日でした(就職困難者の場合は給付制限なし)。

なお、上記の必要な残日数については、すでに改定されている可能性もありますので、必ずハローワークなどに問い合わせた上でご判断下さい。

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晴れて受講指示を受けて入校した場合、すでに既述の通り、訓練が終了する日まで引き続き基本手当が支給され(訓練延長給付)、さらに「受講手当」として、1日500円が40日間分(計20,000円)支給されます。もちろん通所手当も支給されます(上限42,500円/月)

職業訓練の受講をするには予め面接がありますが、面接で病気のことやそれによる離職などについては話す必要はありませんし、そのような情報はハローワークからも先方には伝わっていないと思います。

僕自身のケースでも、面接ではそのような話にはなりませんでしたし、自分から言わない限りは伝わることはないかと思います。

ですので、うつ病といった障害を抱えていることが職業訓練の受講可否に影響することはありません。

むしろ職業訓練という制度は、さまざまな理由で就業することが難しい人たちを支援することがそもそもの趣旨ですので、病気によって職業訓練の受講が不利になるということは、本来あってはいけないことです。

また、職業訓練には「障害者向け」のコースも用意されていますので、一般向けの訓練の受講が難しそうであれば、こちらも検討されてみては如何でしょうか。

 

最後になりますが、職業訓練のメリットについて豊富な情報が載っている書籍を紹介させて頂きます。

 

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