障害年金受給対象の精神疾患について

      2016/06/12

皆さんのまわりには、「うつ病のような気分障害で障害年金なんてもらえない」と仰る方はいませんでしょうか。

これはまったくもってデマなわけですが、障害年金制度のことをちゃんと認知していない人たちが、うつ病などで生活困難に陥っている人にこういった無責任なことをいうのは大変残念です。

中には医療関係者(精神科医やケースワーカー)のなかにも、このようなありえない発言をする人がいるというから驚きです。

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管理人の嫁さんは「気分障害(うつ)」で障害年金を受給しており、管理人本人は「双極性障害」で受給しています。

知的障害、発達障害(自閉症、アスペルガー症候群その他広汎性発達障害、LD、ADHD)、統合失調症、てんかんなども障害年金の受給対象です。

注意すべきは受給対象外の精神疾患です。神経症病(パニック障害や社会不安障害)や人格障害については単独では対象外ですが、うつ病といった気分障害など、受給対象の精神疾患の病態を示していれば対象になるようです。

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その理由については、他サイトにこのようにありました。

ひとつの理由は、神経症とそれ以外の、統合失調症、そううつ病などの精神病に対する以下のような医学的な見解が存在するためです。

【神経症】

原因:心因性(心の病)
症状:自分の病気に対する自覚(病識)があり、主体的に治癒が可能

【精神病】

原因:内因性(脳の病)
症状:自分の病気に対する自覚(病識)が薄く、主体的な治癒が困難

このような見解から、神経症は精神病ほど症状が重くなく、また主体的治療が可能な神経症で障害年金による生活保障をすると、病気を自分で治す意欲が無くなる恐れがある、と考えられているようです。

引用元:「なぜ神経症は障害年金の対象とならないのか」障害年金ネット

 

これ、正直個人的にはどうなのかな?って思います。

パニック障害や社会不安障害は、管理人の友人にもこれらの疾患を抱えて苦労している方を知っています。
管理人自身はパニック障害の辛さは分かりませんが、ご本人の話を聞く限りは、全く意図せず公衆の場でもパニックが襲ってきて、とてもじゃないけど自力でコントロールできるようなものではないようです。

これじゃあ、健常者のようにハンデなしに生きていけないでしょう!「障害」があるのは明らかです。

それに対して「主体的に治せる」と言うのは、あまりにも現実を知らないか、人の痛みに鈍感なのでしょう。

「神経症は精神病ほど症状が重くなく」なんて、誰が決めたのか、根拠はどこにあるのか、全く不明ですし、「病気を自分で治す意欲が無くなる恐れがある」なんていうあくまで仮定の話で障害年金の受給対象から十把一絡げに外すなんていうことは、憲法上の人権侵害といっても言い過ぎではないと思っています。

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