障害年金の審査請求について(自己申請)

      2016/06/17

導入

こんにちは。ともうつです。

障害年金に関する記事もこれまでに複数書いてきました。

すべて僕自身の障害年金を自分で申請した経験をもとに書いたものです。

今回は、障害年金の審査請求について、僕自身の経験から書いてみたいと思います。

 

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、障害年金は、基礎年金・厚生年金とも、初回の裁定結果(障害等級不該当・想定より低い等級など)に不満があり承服できない場合、不服申立てができる制度設計になっています

その不服申立てが、審査請求再審査請求と言われるものです。

まず審査請求をして、それでもまだ納得がいかなければ、次に再審査請求をするという運びになります。

ちなみに場合によっては、裁判という選択もあります(これは結構大変そうですね)

それでは、以下、審査請求について書きますが、再審査請求については別の記事に書きたいと思います。

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審査請求

審査請求の概要

詳細については、日本年金機構のサイトを見ていただくのが一番確実かと思います。

該当サイトはこちら

まず大原則としては、

年金の決定に不服があるときは、決定があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内に文書または口頭で、地方厚生局内に設置された社会保険審査官に審査請求することができます。

ということになります。

申請先は、「地方厚生局内に設置された社会保険審査官」とありますが、所在地一覧がありますのでこちらを参照下さい。

管轄区域の列を観て頂ければおわかり頂けると思いますが、管理人の場合住所地が兵庫でしたので、申請先は「近畿厚生局」でした。

記事執筆時点(2016年6月16日)の年金機構の上記サイトでは、審査請求は「3か月以内」となっていますが、僕が自身の障害年金の審査請求をした頃(2015年1月)では60日でした。

平成28年4月1日に行政不服審査法が改正された関係で、上記期限が変更になりました。

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提出書類

肝心の提出書類ですが、まずは上記の所在地一覧にある管轄の地方厚生局に電話をして、「審査請求書」を取り寄せて下さい

住所を先方に伝えることで、封書で郵送してくれます。

審査請求は口頭でもできることになっていますが、審査請求の趣旨や理由を明確にするためにも、書面での提出が推奨されています(近畿厚生局からの封書に同案内あり)。

審査請求を行う際は、あらかじめ処分(決定)を行った保険者(ここでは日本年金機構)に対し、その処分(決定)の内容と理由について可能な限り詳細の説明(根拠となる法令等含む)を受けることが鍵になります。

処分(決定)のどこに不服があるのかを明確にしておかないと、社会保険審査官も、どの箇所を審査すればよいのか分からず、最悪そのことが原因で却下となってしまう可能性もあるためです。

以下、僕が作成した審査請求書のサンプルです。(表裏あり)

審査請求書表
審査請求書裏

 

ちなみに、僕が初めて審査請求を行ったのは、嫁さんの障害基礎年金の請求をしている時でしたが、当時僕も審査請求書の書き方がわからなかったので、地方厚生局の担当者に電話で問い合わせたり、別記事でも紹介している以下の書籍を参考に作成しました。

 

また、近畿厚生局からは以下の「審査請求書の記入要領」という案内書も同封されていましたので、参考までにアップしておきます。

審査請求記入要領

 

審査請求時には、添付資料として審査に有利になりうる資料を添付することができます。

僕の場合は、審査請求の趣旨・理由の詳細を書いたものや精神障害者保健福祉手帳の写しのほか、初回の裁定請求の後に発達障害の傾向があると診断されていましたので、それに関する医師所見やWAIS-Ⅲテスト(IQテスト)結果などを添付しました。

審査に有利になるものは遠慮せず添付しておいたほうが無難です。

 

審査請求書類一式を地方厚生局へ送付する場合は、書留で送るようにしましょう

非常に重要な書類な上に、審査請求には上記のとおり3か月という期限もありますので、もし普通郵便で送って先方に届いていなかったら後で困ってしまいます。

原処分の決定通知書の写しの添付も忘れないようご注意下さい。

 

管理人の審査請求結果

最後に、僕自身の障害年金の審査請求について書かせて頂きます。

僕はもともと障害等級2級の障害厚生年金の想定で裁定請求をしましたが、裁定結果は3級の障害等級でした。

これには不服があったため、迷わず審査請求をしたわけですが、結果として、審査請求の内容が認められて2級の障害等級に変更となりました。

最近ニュースにもなりましたが、各都道府県の障害年金の不支給率に大きなばらつきがあり、僕のいる県は比較的不支給率が高い県でした。

ですので、なおさら審査請求には期待をしていました。

裁定請求結果で不服があっても、審査請求や再審査請求で希望が通ったというケースはよくあるようですので、初回の結果がよくなくても、諦めずに審査請求や再審査請求を前向きに検討されてみて下さい。

もちろん、ご自身で審査請求等をすることが物理的に、或いは精神的に困難であれば、ご家族や知人、障害年金専門の社会保険労務士や病院のケースワーカーなどに手助けをしてもらうこともひとつの選択肢だと思います。

ついでに審査請求にかかった時間について触れさせていただきますと、嫁さんの場合で4か月弱(変更なし)、僕自身の場合で5か月半(障害等級3級→2級)ほどかかりました。

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