障害年金と傷病手当金は同時に受けられる?(併給調整について)

      2016/06/12

なにかしらの健康保険(大企業だと健康保険組合、中小企業だと協会けんぽが多い?)に加入中、ケガを負ったり病気になって働けなくなると、健康保険から「傷病手当金」というものが支給されますね。

出勤できなくなった日から3日間の待機期間を経て(土日祝含め)、4日目から支給されます。

こちらの協会けんぽのHPに詳細が書いてあります。

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管理人は、在職中に傷病手当金を受給開始し、退職後も継続して受けていました(退職するまでに健康保険の被保険者期間が継続して1年以上あったので、退職後も継続して給付されました)。

その後しばらくしてから障害厚生年金の受給が決定し、傷病手当金との兼ね合いはどうなるのかいろいろ調べてみたところ、同一の傷病だと同時にこの2つを受けることはできないようで(あくまで障害厚生年金の場合)、優先的に障害年金から支給されて、1日あたり傷病手当金の額が障害年金の額より多い場合は、その差額が健康保険から支給されるということのようです。

より厳密にいうと、同一疾病の場合、傷病手当金の日額と障害厚生年金の額を360(365ではない)で割った額とを比較して、傷病手当金の金額のほうが多ければ、その差額が傷病手当金として支給される、ということです。

※ちなみに、同一の傷病で障害厚生年金と障害基礎年金の両方を受給できるときは、その合算額が対象になります。

また、障害基礎年金のみを受給している場合は、傷病手当金との併給調整はされませんので、どちらも満額受給可能です。

 

ほとんどの場合は、1日あたり障害年金の額より傷病手当金の額のほうが高いと思いますが、僕の場合もそうでしたので、障害年金の受給が決定してから、すでに受給していた傷病手当金のうち、障害年金の裁定請求をした翌月からの数カ月分(障害年金として受け取った分)の額を協会けんぽに返納しました。

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傷病手当金を受給している間は、一定期間ごとに医師に診断書(通常は申請書と一体)を書いてもらって健康保険組合や協会けんぽなどに提出しますが、その際に、障害年金の申請をしている或いは受給している場合は、申請書にその旨を明記する必要があります。

そして、管理人の場合、障害年金を申請している旨記載した申請書を出したところ、協会けんぽから封書が届いて、つぎの2つのうちいずれかを選択するよう促されました。

  1. 一旦、傷病手当金の受給を保留し、障害厚生年金の受給が決定してから、傷病手当金を受給する。
  2. 傷病手当金を先に受給する。その後、障害厚生年金が決定次第、協会けんぽに連絡し、傷病手当金の調整分を返納する。

生活がかかっているので迷わず2を選択して協会けんぽに伝えましたが、その際に、協会けんぽが僕の障害年金の受給の有無などについて照会するための同意書と、「傷病手当金が障害厚生年金とは併給して受給できないことを承知」した旨の念書も同封しました。

この2つは予め協会けんぽから紙が送られてきたので、記入・押印して送りました。

 

そして、障害厚生年金の支給が決定して1か月半ほどして、協会けんぽから「保険給付金更正決定通知書」と「納付書」が送られてきましたので、障害年金裁定請求の翌月まで遡って、それ以降の数カ月分を支払いました。

本来自分のお金じゃないことがわかっていても、数十万円振り込むのはちょっとなえました(汗)

ちなみに、管理人は障害年金の受給が決定したころに傷病手当金の受給を打ち切り(就労不能ではなくなったため)、受給を先延ばしにしていた雇用保険の基本手当(いわゆる失業手当といわれるもの)を受給することになりました。

また別記事でも書きたいと思っていますが、管理人は、離職時に傷病によって就労不能と診断書を医師に書いてもらっていて、精神障害者保健福祉手帳ももっていたため、「就職困難者」として基本手当は300日受給できました

また、いわゆる失業手当は障害年金と併給調整されないため(障害厚生年金であっても)、どちらも満額受け取ることが出来ます

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